こんばんは、附木です。今回は休職についてお話していこうと思います。
突然ぶっちゃけますが、私は経験した2社どちらもで、メンタルをやられました。
1社目はメンタルクリニックにかからなかったのですが、
- 食事の味がわからない
(激辛キムチに山盛りに一味唐辛子かけても全然平気で食べられる、米が砂) - 喘息発作
- 自殺願望
- 不眠
などの症状から考えると、恐らく2社目で診断された抑うつ状態、あるいは……というところだったんじゃないかな、と思います。
毎朝、通勤する車の中で「ああ、このまま中央分離帯に突っ込めば死ねるな」って考えていました。
その時は、高速道路なみのスピードがでる道を通勤に使っていたんです。流れに乗ると、時速100kmくらいでるような道路。ハンドルを右に切りそうになるのを、ドライバーとしての自分が押し留めていました。
正直振り返れば、ここで休職を挟めばよかったんですよね。でも、その勇気がなかった。
かなりの割合の方がそうだと思うんですが、休職って
- 社内で干されそう / 腫物扱いになりそう
- 復帰できる気がしない
- よくわからないので、今のままでいい
そう思って踏み出せないとこありますよね。
私もそうでした。しかし結論から言えば、そんなの気にしなくていいって感じですね。
その理由をお話ししていきましょう。
しょうもないことを言いますよ。メンタルブレイクしたその職場でそのまま頑張る・再発なく頑張っていくのは難しいからです。
もちろん、中にはその職場で再び頑張っていける人もいますし、なんとかして休職せずに仕事ができる人もいるでしょう。しかし 労働政策研究・研修機構の統計では
- 休職後退職する割合……42.3%
- 休職せずに退職する割合……27%
- 半分以上が再発すると答えた企業……ほとんどの業種で30%超え
(参照:~「メンタルヘルス、私傷病などの治療と職業生活の両立支援に関する調査」調査結果~ )
この数字は平成25年の前3年間の数字(今から7~10年前?)なので、ちょっと古いんですが……。休職後に退職を選ぶのがほぼ半数、その戻った中から再休職に入るのが3人に1人。休職せずに退職するのが4人に1人。
かなりの確率で、その職場を離れているんですね。
つまり言いたいのは、
- 病んでいる時に先のことを考えるよりも、とりあえず一旦休もう
- 先人たちのように、休んで正気に戻ったタイミングで進路は決めればいい
- 一回メンタルがやられると再発する可能性は高いので、一生付き合っていく覚悟を持った方が良い
ということです。職場でメンタルがやられたら、一にも二にもガッツリ休養を取ること!!
それで、また復職するかの選択を迫られた時に「この職場でもやっていける」と思ったのなら復職すればいいし、「無理そう」と思ったらその職場から離れた方がいいっていうだけなんです。
「そう言ってくれるけど、再就職の保証ないやんけ!!」
って思いますよね、離職を選んじゃいそうな人は。だから今のところで踏ん張ろうとしてしまう。私もそうでした。というかここがネックでした。
でもなんだかんだ転職エージェント使って転職できたりするし、なんなら貯金の許す限りいろいろ試してみたりするのもいいんじゃないかなぁ……って思うんですよ。
私は一回エージェントさんにお世話になって転職しました。
バンバン求人持ってきてくれるので、それを女王様のように「これは気になる」「これは興味ないです」ってやっていくのが楽しかったですね()
そして二度目の転職で今フリーライターをしているわけで。貯金が尽きるまでに稼げるようになれば成功、ならなかったらバイトでも追加でしようかなって感じです。
ライターから離れる気は一切ないです。楽しいし充実しているし向いてるし(?)開業届も提出済みなので。(笑)
それに今思えば、正社員じゃないといけないわけじゃないんですよね。
会社が怖いなら私のようにフリーランスっていう手もあるし。(メンタルヘルスとQOL的には正社員じゃない方が圧倒的に高くなった)
そもそも、死ぬくらいなら不定期収入だろうがフリーターだろうがギリギリでもそっちで食っていく方が圧倒的にマシだし。
思いつめてる人、病んでる人、こじらせてから休職入っても大変ですよ。
休職っていう選択肢・権利があるんですから、1カ月だけ取るっていうのもありだと思うんです。あなたの人生、より良くしましょ。