こんばんは、附木です。
ここでちょっと勉強した文章の書き方をアウトプットしていきたいと思います!
文章を書くときに、なんだかいつもぐちゃぐちゃになってしまう……そんな時ありますよね。そんな時に役立つ方法を纏めておくのでよかったらチェックしてみてください!
小説には向きませんが、ライティングでは私は以下のものを組み合わせて使っています。
今回はそうですねぇ。四人家族を想定した料理についてというのをお題にしましょう。ペルソナ=読者の想定は主婦にしておきましょうか。
1.FAB
FABというのは、この図のように
- Feature……機能、特徴
- Advantage……メリット
- Benefit……効果、具体例
のイニシャルを取ったものです。
まずはこのF→A→Bの順で書く内容を考えて行きます。
例えば、家で作るなら
- 量が作れる!→セール時にまとめ買いできるから→(つまり)食費節約ができる!
- 好みに合わせたものを作れる!→(だから)好き嫌いの関係で残される心配が少ない!→(つまり)無駄がでない食卓にできる!
という風にできるわけなんですね。
ただ、文章に書くときはこの順番そのままに書いてはいけません。これを……ひっくり返します!!!!!!BAFの順ですね。
それというのはズバリ、文章を最後まで読んでもらうため。最初にドドンッと効果(B)を持ってきて、それがなぜ良いのかを記述し、最後にこまごまとした説明を入れていくのです。
上記の例でいえば、
- 家で料理をすると食費節約ができるんです!なぜなら、家で作るのであればセール時にまとめ買いができますよね。安く買った材料で、何食分も料理が作れるとなると当然食費は簡単に浮かせられるんです!
- 家で料理をすることで無駄がない食卓にできるんです。それというのも、家族の好き嫌いを把握している人が作るので、その好みに合わせたものが作れます。そうすると必然的に、好みや食べきれないといった理由で残されるものも少なくなるといえます。
と書くことができます。FABの順そのままに、
家で料理をすると量が作れちゃうんですよ!それというのも、セールの時にまとめ買いをしますよね。そこで何食分もの食材を安く手に入れられます。そうするとつまり、食費節約ができます。
なんて書くよりも当然いいわけです。
FABで考えて、BAFで書く。覚えておくと便利ですよ。
2.起転承結
次にご紹介するのはこの起承転結ならぬ、起転承結。起承転結って、
- 起……説き起こし
- 承……展開
- 転……変化
- 結……締めくくり
という流れですよね。
ではなぜあえて起転承結、なんて面倒なことをしているのか。
それは、読者を引き込むためです。
はじめの方に変化をもってくることで、「おっ?」「なになに?」という引き込み効果をもたらしてくれるんですね。
例えば、この文。
「私は今夜ちゃんぽんうどんを作ろうと思って、スーパーに行った。わらび、玉ねぎ、にんじん、きくらげなど必要な材料を購入。しかしいざ麺売り場へ行くとうどんではなくそばが安かった! 悩んだ末、結局メニューは山菜そばに変更になった」
買おうと思っていたのより他が安かった、っていうあるある。うどんもそばも安いのでそうそうこういうことは無いでしょうが、例なので見逃してください。
そうじゃないや、この起承転結の文を起転承結にかえるとこうなります。
「私はちゃんぽんうどんと今夜のメニューを決めてスーパーに行った。しかし、予想を外れてそばが安かった!カゴを見るとさっき入れたわらび、玉ねぎ、にんじん、きくらげが入っている。少し悩んだが、メニューをちゃんぽんうどんから山菜そばへと変更した」
例が悪かった気がする()
でもなんとなくわかりますかね? もとの文より、え、どうするのかな? っていう感じが出ていると思います。
より心を引き寄せる意味合いがあるのが、この起転承結のテクニックです。
3.PREP法
PREP法は、
- Point……結論
- Reason……理由
- Example……具体例
- Point……結論
というもののイニシャルをとったもの。
最初と最後で結論を述べることで、力強い文章を書くことができますね。
ここは非常にシンプルなのでこれで終わりです。皆に優しいPREP法
4.PREP法+反論再反論
これは先ほどのPREP法のEとPの間に反論と再反論をいれこんだ方法です。
まず反論に、予想されるであろう読者の「でも……」をいれて、それに文章上で反論するという形です。
この手法を使うことで、より読者の疑問にも対応でき満足度の高い文章を書くことができます。
5.組み合わせた例
さて。ここからが本題です。
この画像が、文章を書きながら作っていたチャートですが。
「ここに三つの手法があるじゃろ?これをこうしてこうじゃ!」
という作業をしています。普段ブログではやっていませんが。
このチャート内でも、似通った部分があるのはお気づきでしょうか。
そう、「起転承結の承」「BAFのA」「PREPのE」これらは全て話を拡げるための具体例ですよね。
ここを纏めましょう。ほかは無理のない程度に組み合わせていきます。
そうすると出来上がるのが以下の流れ。
- 起
- 結論(P、B)
- 転
- 理由(R)
- 具体例(A、承、E)
- 反論
- 再反論
- 結論、F(P)
これの枠組みで結構な量の文が書けちゃいますよね。
これを一生懸命に頭でこねくり回してやっていました今回やっと形にできましたやったー!
まとめ
- 文章を書くのに便利なのはFAB、起転承結、PREP法、PREP+反論再反論の四つ
- それを組み合わせるとややこしいけどしっかりかける
- 無理ない程度に弄ってアレンジしてオッケー
いかがでしょうか。頑張ってまとめてみました。
よかったら活用していってみてくださいね!
それではまた、附木でした!